理事長・院長

理事長 ご挨拶

山下博司先生の院長就任にあたって
                         杉本憲治クリニック理事長 杉本憲治
 
 平成が終わり令和を迎えましたが、平成31年4月1日に山下博司先生が前職の大阪府済生会中津病院消化器内科副部長から杉本憲治クリニック院長に就任致しました。
 私が平成元年に大阪府済生会吹田病院に赴任してから30年、平成9年に杉本憲治クリニックを開業してからも22年になろうとしています。
 多くの患者様に済生会吹田病院勤務の頃からずっと私の診察に通って頂いていることは本当にありがたいことであり、開業後も多くの新しい患者様に私のクリニックを選んで頂いたことには心から感謝しております。クローン病や潰瘍性大腸炎の患者様や胃癌・大腸癌の治療後の患者様は勿論のこと、すべての患者様の診療を私が医師であり続ける限り今後も責任を持って担当させて頂ければと願っています。
 しかし私も来年には還暦を迎えます。また一緒に診療に励んでおります伊藤先生、権先生も私と同学年であり、三人ともに衰えつつある自らの精神や身体に鞭を打ってでも患者様の信頼にお応えしたいと考えておりますが、やはり多くの患者様により永く安心して受診して頂くには若い力が必要不可欠と考えておりました。
 山下先生は平成18年から私のクリニックに非常勤として勤務し、火曜日や土曜日の内視鏡検査などを担当しておりましたので、これまでも多くの患者様とお会いしております。他のスタッフとも良好な関係を構築しており、クリニックの方針や状況などを十分に理解した上で移籍しておりますので、すべての患者様にきっと受け容れて頂けるものと確信しております。
 また、伊藤先生と権先生は勿論のこと、院長職を譲った私もこれまでと変わらずに診療させて頂きます。山下先生が加わったことで医師3人体制から4人体制に充実するものと御理解頂ければ幸いです。さらに従来は完全予約制であった土曜日も午前中は予約外の患者様に対応させて頂き、月・水・木・金曜日は午後5時から午後6時30分に診療させて頂きます。
今後も私共のクリニックを選んで頂けるようにスタッフ一同、研鑽を怠ることなく精進させて頂きますので何卒よろしくお願い申し上げます。

院長写真

 


プロフィール

[名前]
杉本憲治
[趣味]
ゴルフ
[略歴]
昭和35年1月21日生  大阪市城東区放出町(現大阪市鶴見区放出東)
大阪市立桜ノ宮幼稚園、大阪市立榎本小学校、大阪市立放出中学校を経て
昭和53年 大阪府立大手前高校卒業
数学や物理、科学の成績が非常に悪かったのに医学部を目指したため、2年間の浪人生活を送る
昭和55年 大阪医科大学入学
 
昭和61年 大阪医科大学卒業
 
昭和61年 大阪医科大学附属病院第2内科入局
日本が世界一と言っても過言ではない消化管画像診断(X線や内視鏡診断)の道を歩み始める。
昭和61年 大阪医科大学卒業
昭和62年~平成元年 早期胃癌健診協会(東京)研究員
恩師故大柴三郎先生(大阪医科大学名誉教授)の御厚意で消化管X線診断の世界的権威、故白壁彦夫先生(早期胃癌検診協会理事長、順天堂大学名誉教授)に直接、御指導賜ることができました。
「がん回廊の明日」(柳田邦男著)にも登場する大御所に「大阪の僕ちゃん」と呼んで頂き、充実した日々を送りました。
また、この間に昭和大学藤が丘病院消化器内科でも研修させて頂き、佐竹儀治先生(現在は代々木の田坂記念クリニック院長)、岡本平次先生(現在は表参道の岡本平次クリニック院長)、お二人の偉大な大腸内視鏡医に御指導頂けたからこそ、今日の内視鏡テクニックが培われたものと感謝しています。
平成元年~平成5年 大阪医科大学大学院
 
平成元年~平成8年 大阪府済生会吹田病院勤務
平成元年に大学院に入学し、その夏から白壁先生の御厚意によりスウェーデンのマルメにあるルンド大学(ヨーロッパ最古の大学とも言われています)に留学する予定でしたが、何度か国際電話をかけるうちに英語能力に限界を感じて諦めました(留学していたら少し違った人生になっていたかも?)。
大学院生としての臨床研究を進めるために、大腸内視鏡検査・治療を中心とした自らのフィールドを求めて済生会吹田病院に赴任し、赴任当時は殆ど「ゼロ」だった大腸内視鏡検査を年間約1000例に増加させることに尽力しました。
平成8年~平成9年  服部中央病院
近い将来の開業を想定していたので、民間病院の副院長経験は有意義でした。
平成9年 杉本憲治クリニック開院
20坪ほどの小さなテナントで開業しました。オープニング・スタッフは看護師1名、医療事務2名のみでした(現在の杉本憲治クリニックの床面積は約150坪、看護師10名、臨床検査技師1名、医療事務12名、非常勤医師9名)。
しかし吹田や服部などから多くの患者さんに御来院頂き、また、以前から多くの患者さんを御紹介頂いていた先生方からも変わることなく患者さんを御紹介頂き、無事にスタートすることができました。
本当にありがとうございました。
平成14年 クリニック移転
移転当時は「これで十分な医療を患者さんに提供できるであろう」と思いましたが、医療レベルやインフォームド・コンセント(十分な説明と同意)の向上を考えると「もう少し床面積を広くすべきだった!」と痛感するこの頃です。
平成30年 クリニック移転・拡張
 

 

◆ 日本消化器病学会専門医
◆ 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
◆ 日本消化器病学会評議員
◆ 日本消化器内視鏡学会評議員
◆ 日本内科学会認定医
◆ 実践消化器内視鏡研究会代表世話人
◆ 北摂胃腸研究会世話人
◆ 大阪大学

院長 ご挨拶

 この度クリニックに赴任してまいりました山下博司と申します。
私は大阪府済生会中津病院消化器内科に17年間勤務し、良性・悪性疾患問わず、消化器疾患全般の診療において研鑽を積んで参りました。
 その中でも特に、機能性消化管疾患(胃食道逆流症,機能性ディスペプシア,過敏性腸症候群など)を専門にし、臨床研究を積極的に行ってきました。病院勤務では外来診察、内視鏡治療、病棟業務、夜間緊急対応、学会講演会活動で多忙であり、機能性消化管疾患の患者様への診察時間をしっかりと取りたいと思いながらも、充分取れてないことがジレンマでした。
 近年、機能性消化管疾患は増えております。診察におきましては、患者様とのお話の中に治療のヒントが存在すると考えておりますので、充分な診察時間の確保ができる環境を求めていました。そんな折、杉本憲治先生からクリニック勤務のお話をいただきました。
 当クリニックは、病院に匹敵する内視鏡設備があり、スタッフの技術も高いので、自分の理想とする診療を行うには最適な場所と確信し、ありがたくお引き受けいたしました。
 定期的な内視鏡検査で胃癌・大腸癌は早期発見し、根治治療ができる時代になっています。当クリニックの信条であります「確かな技術と細やかな心配り」で患者様にお役に立てるよう努めてまいります。胸やけ、胃もたれ、便秘などの症状でお困りの患者様も、ぜひお気軽に受診下さい。

[名前]
山下博司
[趣味]
筋トレ(50歳までにシックスパックが目標です)
週末ランニング
[略歴]
昭和49年7月29日生 愛媛県八幡浜市出身
小中高と地元の公立学校に通い、のびのびと育ちました。
平成6年    関西医科大学入学
平成12年    関西医科大学卒業  関西医科大学付属病院第3内科入局
2年間初期研修を行い、内科領域、消化器疾患を幅広く勉強しました。
平成14年~平成30年   大阪府済生会中津病院消化器内科   
当時部長の蘆田潔先生に師事し、内視鏡手技の指導をいただきました。また日本で最初に高解像度食道内圧測定の機械を導入し、治療抵抗性胃食道逆流症の病態の臨床研究を数多く行い、診療の向上に研鑽しました。その研究内容の解説のため、NHKの「ためしてガッテン」に出演させていただいたことは勤務医時代の良い思い出です。
  
平成27年~平成30年   島根大学大学院医学系研究科
機能性消化管疾患で日本を代表する、島根大学第2内科木下芳一教授から大学院のお話をいただき、中津病院で勤務しながら学位論文を執筆し、2019年3月に医学博士号を取得しました。治療抵抗性胃食道逆流症に関する内容ですので、患者様のお役に立てましたら幸いです。
平成31年4月~   杉本憲治クリニック 院長就任
今までの臨床経験を患者様により近い立場で還元したいと思い、移籍を決意しました。

資格

◆日本内科学会認定内科医/総合内科専門医
◆日本消化器病学会専門医
◆日本消化器内視鏡学会専門医
◆島根大学医学博士

賞与・その他

2012年GERD Award特別奨励賞
2014年NHK情報番組「ためしてガッテン」出演
2017年高齢者GERDガイドライン作成委員
2018年〜:GERDガイドライン改訂委員
Best Doctors in Japan 2018-2019 


学会、講演会実績

2016年度25本、2017年度35本、2018年度20本。
(胃食道逆流症、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、便秘症についての臨床研究を発 表しています)

 

和文論文

1「経皮的肝生検で放線菌塊を確認し、抗生剤投与が有効であった原発性肝放線菌症の1例」  日本消化器病学会雑誌 2007; 104: 698-702

2「なぜ胃や腸は痛くなるのか? 5, 非心臓性胸痛と食道運動疾患」
  Modern Physician 2011 Vol31 No3 329-330

3「難治性NERDと鑑別すべき病態評価としての食道内圧検査の有用性」
  消化器内科 2011 Vol.52 No4

4「GERDの長期経過」
  The GI FOREFRONT 2012; 8: 33-35 メディカルレビュー社

5「食道アカラシア」
  今日の治療指針 2013: 433-434 医学書院

6「第2章 逆流性食道炎 管理・治療 2.薬物治療」
  新しい診断と治療のABC 77 機能性食道疾患—GERDと機能性食道障害

7「SI陽性PPI抵抗性NERDにおけるニザチジン併用の有用性」
  消化器内科 2013; 57: 431-436

8「座談会 難治性GERDと食道運動異常症の治療」
  日本消化器病学会雑誌 2014; 111: 1940-1967

9「PPI抵抗性NERDにおける多チャンネルインピーダンス-pH測定を用いた病態評価と低容   量バクロフェンの有効性」 
  Therapeutic Research 2013 Vol34 No5 601-607

10「NERDを伴う機能性ディスペプシアにおけるアコチアミドとプロトンポンプ阻害薬の併  用効果の検討」
   消化器の臨床 Vol18 No5 2015

11「慢性便秘と緩下剤による治療」
   内科 Vol121 No2 269-271 2018


英文論文:
1, Yamashita H. et al. Combined pH-impedance monitoring and High-resolution manometry of Japanese patients treated with proton-pump inhibitors for persistent symptoms of non-erosive reflux diseasee. J Smooth Mouscle Research 2012; 48: 125-135

2, Yamashita H et al. Predictive factors associated with the success of pneumatic dilatation in Japanese patients with primary achalasia: A study using High-resolution manometry. Digestion 2013; 87: 23-28

3, Yamashita et al. The pathogenesis of persistent non-erosive reflux disease treated with proton-pump inhibitors as measured with the symptom index. Esophagus 2015; 12: 50-56

4, Yamashita H et al. Novel prokinetics acotiamide reduces lower esophageal sphincter
reluxation in normal subjects. Digestion 2015:92: 90-98

5, Tsujimae M, Yamashita H (Corresponding author) et al. A comparative study of a new class of gastric acid suppressant agent named Vonoprazan versus Esomeprazole for the eradication of Helicobacter pylori. Digestion 2016; 94: 240-246

6, Yamashita H et al. The effects of switching to vonoprazan, a novel potassium-competitive acid blocker, on gastric acidity and reflux patterns in patients with erosive esophagitis refractory to proton pump inhibitors. Digestion 2017; 96: 52-59

7, Yamashita H et al. A pilot study on evaluating the efficacy of vonoprazan and acotiamide in patients with functional dyspepsia overlapping reflux symptoms. EC Gastroenterology and Digestive System 2018.

8,Yamashita H et al. Adding acotiamide to gastric acid inhibitors is effective for treating refractory symptoms in patients with non-erosive reflux disease. Dig Dis and Sci 2019