大腸ポリープ切除や粘膜切除術等の手術をお受けになった場合

大腸ポリープ切除手術あるいは粘膜切除手術は肛門から内視鏡を挿入し、大腸ポリープや早期の大腸癌などの腫瘍性病変を切除するものです。

基本的なポリープ切除術を行った場合、診療報酬として約6,750点となり、3割負担の方で約20,200円のお支払いとなります。

ただし、複数のポリープが存在した場合にはこれに診療報酬として880点から1,760点が加算され、金額として3割負担の方で2,650円から5,300円程度の加算となります。
加算が880点なのか、1,760点なのかはポリープが存在した臓器の数で決まります。例えば、「直腸」、「S状結腸」、「下行結腸と横行結腸と上行結腸」、「盲腸」、「小腸」の5つの領域のうち、2つの領域に存在した場合には880点になります。3つの領域にわたって存在場合には1,760点になります。

さらに、手術終了後に睡眠導入剤の影響が強く残っていた場合には、目覚めを良くする薬剤を投与することがあり、この薬剤の薬価は329点であり、3割負担の方で約1,000円の加算となります。

要するに、3割負担の方で基本費用20,200円、最大限に加算された場合には合計で26,500円程度の御負担が必要になります。

なお、肝炎ウィルスや梅毒などの感染症の有無によって使用する内視鏡を選択したり、使用後の内視鏡の消毒方法を検討するために、手術前に血液検査を行う場合があります。この場合には診療報酬上約400点、3割負担の方で約1,200円の御負担が別に必要となります。